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鉄道の駅の建設が各地で進められ、2010年まに全国で548か所が新設または改造されるという。駅という一流のハードは完成しても、接客サービス、マナーなどのソフトはまだまだ未知数?写真はラサ駅。
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2007年11月13日、中国鉄道省のホームページが伝えたところによると「十一五」期間(2006―2010年)中、旅客駅の建設スピードを大幅にアップし、合計548か所を新設または改造するという。
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情報によると、07年9月末までに南京駅、ラサ駅、延安駅などすでに15か所の旅客駅が完成。さらに現在、北京南駅、新武漢駅など19か所の建設が順調に進んでいる。また、これ以外に242か所の設計プランが検討されているとしている。
2002年以来、中国の鉄道業界は飛躍的発展のための重要な歴史的転換点に差し掛かっているという。そのため、現在、国務院が承認した「中長期鉄道ネットワーク規則」に基づき大規模な鉄道建設が全国各地で展開されている。その中の重要な要素の1つとして、旅客駅の建設を全面的に推進中で、「十一五」期間中に合計548か所の駅を新設または改造するという。
一方、鉄道省では新駅の建設に際し、「機能性」「システム性」「先進性」「文化性」「経済性」という「5つの性」を満たすことを条件に掲げている。この「5つの性」の中心となる考え方は「人間本位」で、お客様に利便を提供するために最大の努力を惜しまない、お客様に最大最適な公共空間を提供すること、つまり「お客様は神様です」という精神だという。(翻訳・編集/HA)