エイズウイルス感染者の入国規制撤廃の動き―中国

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中国国家衛生部によれば、中国はエイズウイルス感染者の入国を規制する現行法規の改正に着手しており、今後は感染者の入国規制を撤廃していく方針だ。

2007年11月12日、中新社の報道によれば、国家衛生部定例記者会見上でスポークスマンの毛群安(マオ・チュンアン)氏は、現在中国は現行のエイズウイルス感染者の入国を規制する法規の改正に着手しており、今後エイズウイルス感染者の入国規制を撤廃していく方針だと語った。

毛氏は記者会見で、海外メディアからの質問に対し、当初は不明確なエイズ感染経路などの認識により中国はエイズウイルス感染者の入国を規制してきたが、感染経路や感染者の危険性に対する評価を行った結果、現行法規を改正することになったと語った。

ある専門家は、感染者の入国規制により、一部の感染者は中国でのエイズ病会議に参加することもできず、またエイズに対する偏見の原因ともなっていたが、入国規制は公衆衛生上何ら意味を持っていないとし、今後は世界的な情勢にならい法改正されていくことが期待されると語った。(翻訳・編集/岡田)



   

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