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2007年11月、新疆ウイグル族自治区ハナス自然景観保護区に初冬が訪れた。モンゴル、ロシア、カザフスタンと三国の国境に程近いハナスは、4000m級の山に囲まれた氷河に凍土と、厳しくも美しい自然が広がる。
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2007年11月、新疆ウイグル族自治区ハナス自然景観保護区に初冬が訪れた。海抜1374mのハナス湖畔はこの季節、少数民族のトゥワ族の織り成す文化とアルタイ山の風光明媚な自然が渾然一体となってエキゾチックな風情に満ち、観光客、カメラ愛好者、アウトドア愛好者を惹きつけている。
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モンゴル、ロシア、カザフスタンと三国の国境に程近いハナスは、モンゴル語で「美しく神秘的な土地」を意味する。4000m級の山に囲まれた氷河に凍土と、厳しくも美しい自然が広がる。
この地区に2900人が居住するトゥワ人という少数民族は、チベット仏教やシャーマニズムを信仰する遊牧民である。中国北部で最古の少数民族とも言われ、いまだ数百年来の生活スタイルを守り続けている。山と湖の間に点在する素朴な彼らの集落も、この地区の貴重な観光資源である。(翻訳・編集/愛玉)