タレント起用の薬品広告はウソばかり?年末までに取り締まりの方針―中国

Record China    2007年11月11日(日) 15時44分

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11月9日、中国国家食品薬品監督管理局は、年末までにタレントなど有名人を起用した薬品広告の取り締まりを行う方針を示した。

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2007年11月9日、国家食品薬品監督管理局の顔江瑛(イェン・ジャンイン)報道官は、年末までにタレントなど有名人を起用した薬品広告の取り締まりを行う意向を示した。先日、呉儀(ウー・イー)副首相も同内容の発言をしており、広告取り締まりの実施は決定的と見られる。

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中国のテレビ・新聞広告はさまざまな薬の広告で埋め尽くされていると言っても過言ではない。中でもよくあるパターンは、タレントなど著名人を起用、自身もこの薬を使っていると発言させるもので、著名人を起用した薬品広告費は全広告費の約4分の1を占めている。

しかし、実際のところ大部分の著名人は広告の薬を使用していないのが現状だという。薬品という命に直結した製品の広告で、堂々と虚偽の広告が行われていることに疑問の声が相次いでいる。また、広告内容と製品とが異なるとして、企業ではなく著名人を訴える案件も相次いでいる。(翻訳・編集/KT)

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