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中国の地学雑誌で「国内の最も美しい6大沼沢湿地」として選ばれているルオアールガイは、300万ヘクタールに及ぶ草原と沼で構成される四川省・青蔵高原東端の湿地帯だ。革命や歴史上の悲しい物語などとゆかりの深い、ドラマチックな土地である。
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中国の地学雑誌で「国内の最も美しい6大沼沢湿地」として選ばれているルオアールガイ(若尓蓋)は、300万ヘクタールに及ぶ草原と沼で構成される四川省・青蔵高原東端の湿地帯だ。
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四川省の四県にまたがる黄河、長江流域のこの区域は少数民族であるチベット族やチャン族の自治区となっており、標高4200mに及ぶ場所もある。革命や歴史上の悲しい物語などとゆかりの深い、ドラマチックな土地である。
夏場は澄んだ空気に草原があざやかに映え、チベット族が放牧をしているなど牧歌的な風景が広がる。見どころのクライマックスは黄河の「九大蛇行」のひとつに数えられる攬勝(ランション)。ここで産する魚や珍しいきのこなど、食の楽しみも見逃せない部分だ。 (翻訳・編集/愛玉)