韓国でひとりぼっちのクリスマスが流行、生活水準の低下・一人っ子増加が背景に―韓国紙

Record China    2015年12月29日(火) 2時10分

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27日、新華国際は韓国でひとりぼっちのクリスマスが流行していると報じた。生活水準の低下、一人っ子の増加により、家族や友人で過ごすよりも一人で過ごす祝日を選ぶ人が増えている。写真は孤独な現代人。

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2015年12月27日、新華国際は韓国でひとりぼっちのクリスマスが流行していると報じた。

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韓国紙・朝鮮日報によると、韓国統計局による最新統計で15歳以上の56.8%がクリスマスや新年などの祝祭日は「一人で過ごす」と回答している。2007年の44.1%から12.7ポイントの上昇となった。

「お一人様クリスマス」流行の背景には生活水準の低下がある。今年5月、ある就職サイトが実施した世論調査では「どんな費用を節約したいか」との雪面で遊興費との回答が35.4%でトップとなった。また、別の調査では「2015年に生活水準が低下したか」との設問に48.2%が「低下した」と回答している。

もう一つ、経済的要因以外の理由として個人の時間を大事にする風潮が広がっていることがある。今や韓国では「孤独」という単語が流行している。ネガティブな意味だけではなく、一人の時間を大事にしたいというポジティブな意味もある。少子化に伴い一人っ子が増えた韓国、家族や友人と集まるよりも自分一人でやりたいことに没頭したいと考える人が増えているようだ。(翻訳・編集/増田聡太郎

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