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29日、北方の冷たい空気が南下し、浙江省寧波市の気温は急降下。動物園の職員はワニが安心して冬眠できるよう、4匹の揚子江ワニなどをワニ池から温室に運んだ。
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2007年10月29日、北方の冷たい空気が南下し、浙江省寧波市の気温は急降下した。寧波雅戈爾動物園の職員はワニが安心して冬眠できるように、4匹の揚子江ワニと3匹の湾ワニをワニ池から温室に運んだ。
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寒くなってワニの動作はいささか鈍くなっているが、職員の思いやりを知ってか知らずか、まだ十分凶暴なようにみえる。油断は禁物だ。職員は袋網や棒などを用い、沼地でワニと“格闘”しながらなんとか温室に運んだ。
揚子江ワニは絶滅危惧種に分類され、人工状態の下で保護繁殖活動が行われてきた。9月には、中国の野生動物の絶滅危惧種に対する保護繁殖活動が効果を上げ、ジャイアントパンダ、トキ、揚子江ワニなどは数の増加が確認され、絶滅の危険が回避されたと中国林業局が発表している。(翻訳・編集/YO)