2015年11月3日、中国・環球網は2日付のロシア通信社スプートニクの報道を引用し、国際宇宙ステーション（ISS）のクルー、ロシアのセルゲイ・ヴォルコフ宇宙飛行士が、同国のコントロールセンターとの連絡の中で、「ISSから中国の万里の長城は見えないが、夜間には中国の道路が見えた」と語ったと報じた。

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中国の宇宙船「神舟5号」で2003年に初飛行した中国の楊利偉（ヤン・リーウェイ）飛行士が「万里の長城は見えなかった」と発言し、話題を呼んでいた。

専門家によると、宇宙から万里の長城を確認するには、良好な天気に加えて軌道が高度350キロを超えてはならないという条件が付く。ISSは高度約350キロメートルの地球周回軌道上を秒速約8キロで回っているため、撮影は困難だという。（翻訳・編集/柳川）