2015年9月6日、中国紙・新文化報によると、中国で4年前に元カノと使った1元札が手元に戻ってくるという出来事が起きた。男性が当時紙幣に書き込んだ文字が残っているのを見つけたという。

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男性はこの出来事について「心が震えた」とネット上のBBSで紹介した。2010年7月28日、北京にいた頃、ある女性と付き合っていたが、当時はまだ若く、ロマンチックなことをしたがり、持っていた1元紙幣に女性への愛情の言葉を書き記して使ったことがあったという。

2人はそれぞれ故郷へ戻ることになり、遠距離恋愛に。遠く離れた2人は13年11月10日ついに分かれることになってしまった。その後、男性は故郷の長春で店を開いたが、ある客が支払ったお金にその1元札がまぎれていた。紙幣は古ぼけていたが、書き込んだ言葉も文字もそのままだった。男性は当時のことを振り返り、感慨に浸ったと紹介した。

この出来事は中国のネットユーザーの話題を集め、賛否両論となっている。「芝居じみている」「うそくさい」「お金に落書きなどすべきではない」など疑問視するコメントが相次いでいるが、「たまらないな」「素晴らしい出来事だ」など肯定的なコメントも少なくない。（翻訳・編集/岡田）