円明園の十二支銅像レプリカ、初めて12個そろって公開―北京市

Record China    2007年9月14日(金) 20時46分

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13日、アロー戦争中に海外に流出した円明園の文化財、十二支銅像のレプリカが北京市で公開された。北京の骨董店が制作した。十二支すべてが揃うのはこれが初めて。

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2007年9月13日、アロー戦争(第二次アヘン戦争)中に海外に流出した円明園の文化財、十二支銅像のレプリカが北京市で公開された。

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十二支銅像は十二支の頭部をかたどった青銅像で、円明園の海晏堂に置かれていたが、アロー戦争時の略奪により海外に流出した。レプリカは北京汲古閣骨董店が制作したもので、レプリカとはいえ十二支銅像すべてが揃うのはこれが初めて。

円明園は、北京市の北西郊(海淀区)にある清朝の離宮の遺構。清代に建てられ、広さは3.5平方キロメートルにも及ぶ。西洋風の建物や美しい庭園があったが、1856年に勃発したアロー戦争の際にイギリス・フランス連合軍により破壊され廃墟となった。その際に多くの文化財なども略奪された。(翻訳・編集/藤野)

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