＜北京五輪＞オリンピックの安全確保に向け、市全体の治安レベルの向上図る―中国

2007年9月10日、北京市で、「2008年北京五輪安全保障国際協力会議」が開催された。席上、北京市公安局の馬振川（マー・ジェンチュエン）局長は、市民の協力・不審人物・犯罪の取り締まりなど“北京全体の安全確保”を通じて“五輪の安全確保”を実現すると発言した。

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馬局長によると、北京市は現在五輪の安全確保のためにさまざま施策を実施している。それらの施策を2つに類別すると、第1に各地区・各団体を動員・組織しての市民による安全管理体制の構築。第2に犯罪取り締まり・不審人物の把握など治安組織の監視・管理能力の向上となる。この2種類の施策を通じて、北京全体の安全、ひいては五輪の安全を確保する狙いがある。

今年の夏に行われたプレ五輪ではこれらの安全管理体制は順調に機能しており、混乱はなかったことも発表された。（翻訳・編集/KT）