日本が中国にらみアジアのインフラ投資を強化へ、AIIBの資本金を上回る勢い―中国メディア

Record China    2015年6月24日(水) 20時10分

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22日、日本がアジアのインフラ整備への投資を強化している。写真はタイの鉄道。

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2015年6月22日、中国メディア・財経によると、日本がアジアのインフラ整備への投資を強化している。日本政府はこのほど、タイの高速鉄道建設に新幹線技術を供与することで同国政府と合意した。アジア全体へのインフラ投資額は今後5年で1100億ドル(約13兆5000億円)を超えるとみられ、中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)の資本金(1000億ドル=約12兆3000億円)を上回る勢いだ。

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太田昭宏国土交通相は5月、タイの高速鉄道へ日本の新幹線技術を供与することで同国政府と合意した。計画では首都バンコクから北部へ向かう縦断鉄道で、全長約670キロ。16年中ごろに着工し、19年の運用開始を目指している。日本政府は海外インフラ投資を20年までに30兆円に引き上げると表明している。

タイの高速鉄道以外にも、シンガポールとマレーシアの首都クアラルンプールを結ぶ高速鉄道建設計画もターゲットの一つとなっている。全長約350キロを1時間半で結ぶ予定だ。完成は22年の見通し。事業入札時期は未定だが、中国と日本企業が参加の意向を示している。

日本と中国はインドネシアの高速鉄道建設をめぐっても争っている。首都ジャカルタとジャワ島西部の主要都市バンドンを結ぶ計画で、日本は安全性とサービスの質の高さを売りにしている。(翻訳・編集/大宮)

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