日本料理の食器の多さに驚く中国人、「日本人はこんなところにまでこだわっている!」―中国メディア

Record China    2015年5月3日(日) 10時30分

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29日、中国メディア・網易は「日本人が食事をする時にたくさんの食器を使うのはなぜか?」と題する文章を掲載した。写真は日本料理。

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2015年4月29日、中国メディア・網易は「日本人が食事をする時にたくさんの食器を使うのはなぜか?」と題する文章を掲載した。

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日本のドラマを見慣れている中国人にとって、日本人の食事シーンは珍しいものではない。日本人は箸、湯飲み、ご飯茶碗、汁椀の4つを主に使う。通常、左側にご飯茶碗を置き、右側に汁椀を置く。箸は横向きだ。湯飲みは男女で大きさが異なる。

食事をする時、中国人は1つの大皿に盛った料理を取り分けたり、ボウルのような汁椀に入れたスープをみんなで分けたりする。しかし、日本人は全員が同じ物を食べるというのに、1人1人に最初から個別の皿で用意されるのだ。日本人が最も愛用しているのが小皿で、漬物だけでなく、しょうゆやわさびも人数分の皿が用意される。

こんなにたくさんの皿を用意するからといって、日本人が中国人より衛生を重視しているというわけではない。日本人がこのようにする目的は、別々の味が混ざらないようにして、料理本来の味を守ろうとするためだ。もし中国人が日本料理店に行けば、さらに多くの食器が並べられることに目を見張ることだろう。

そして、日本人は季節性も重視しており、使われる皿も季節に応じて変えられる。食器のデザインは山、川、船、島などを描いた物が多く、形も円形、長方形、五角形などさまざまだ。船の形をした食器すらあり、実用性と鑑賞性を兼ね備えている。われわれは日本料理の食器に対する研究の奥深さに感嘆するとともに、色彩豊かな食材の組み合わせにも感動させられてしまう。日本料理が人々を魅了する理由は味の素晴らしさだけでなく、視覚的な要素が大きいのだ。(翻訳・編集/野谷

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