世界最大のデイノニコサウルス類の足跡化石を発見、体長は推定5メートル超―中国・福建省

Record China    2024年5月7日(火) 17時0分

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香港メディアの香港01は6日、中国・福建省で世界最大のデイノニコサウルス類の足跡化石が発見されたと報じた。

香港メディアの香港01は6日、中国・福建省で世界最大のデイノニコサウルス類の足跡化石が発見されたと報じた。

中国地質大学、福建英良石材自然史博物館などの専門家からなる国内外のチームは同日、福建省竜岩市上杭県の発掘現場で、既知の中では世界最大のデイノニコサウルス類の足跡化石を発見したと発表した。

記事によると、現場は白亜紀後期の恐竜の足跡化石が多く発見されている場所で、これまでに大型の竜脚類、鳥脚類、獣脚類など、少なくとも8種類の恐竜の足跡が見つかっている。

デイノニコサウルス類の足跡は五つ発見されており、平均で縦36.4センチ、幅16.9センチと、これまでに発見されている中で最大だという。この足跡の恐竜の体長は少なくとも5メートル、腰までの高さが2メートル近くに達すると推測されている。

記事はデイノニコサウルス類について、「肉食性または雑食性の獣脚類恐竜で後肢に鎌状のかぎ爪を持ち、走行時には通常、爪を上に上げるため、2本指型の足跡を残す」と説明。「今回の発見はデイノニコサウルス類の足跡のサイズ範囲を大きく広げるもので、アジアにおける同類の独立した巨大化の可能性を示すもの」と伝えている。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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