「パシフィック・リム」で中国製ロボットは端役、ギレルモ・デル・トロ監督「予算の都合」―中国メディア

配信日時:2013年8月12日(月) 11時10分
「パシフィック・リム」で中国製ロボットは端役、ギレルモ・デル・トロ監督「予算の都合」―中国メディア
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10日、中国でも大ヒット上映中の米SF映画「パシフィック・リム」のギレルモ・デル・トロ監督が、出番が少ない中国製ロボットに不満を覚える中国の観客にメッセージを送っている。写真は北京プレミアに登場した「クリムゾン・タイフーン」のパネル(左奥)。
2013年8月10日、中国でも大ヒット中の米SF映画「パシフィック・リム」のギレルモ・デル・トロ監督が、出番が少ない中国製ロボットに不満を覚える中国の観客にメッセージを送っている。大手ポータルサイトの捜狐網(SOHU)が伝えた。

ギレルモ・デル・トロ監督のSF映画「パシフィック・リム」は、中国で先月31日に封切られ、10日間で興行成績は4億元(約63億円)を突破。今年、中国で公開された海外作品の中では、最も早いスピードで数字を伸ばしている。同作では、米国・ロシア・オーストラリア・日本・中国の5カ国による環太平洋防衛軍が開発した巨大ロボット「イェーガー」が登場。太平洋の海底から出現した巨大生物「カイジュウ」(KAIJU)とバトルを繰り広げる。

大ヒット中ながら、観客が唯一不満を訴えるのが、中国製ロボット「クリムゾン・タイフーン」の弱さ。5体のイェーガーのうち、メーンとなるのは米国と日本で、「クリムゾン・タイフーン」はあっという間に倒され画面から消失する。この不満に対し、ギレルモ・デル・トロ監督が自らコメント。「中国の皆さんには申し訳なく思っている。本当はバトルシーンを用意したかったが、予算の都合で実現しなかった。もし予算が許すなら、うちの娘たちが最も気に入っているイェーガーなので、もっと目立たせたかった」と語っている。

「クリムゾン・タイフーン」を操縦するマッチョな3兄弟も、映画をきっかけに注目されている。彼らは本物の3つ子で、名前は劉智福(ランス・リウ)、劉智満(マーク・リウ)、劉智堂(チャールズ・リウ)。中華系とベトナムのハーフで、カナダで生まれ育った現役の大学生。3人で起業し、スポーツアイテムの販売店も経営している。高校時代からモデル活動をしていたのがきっかけで、「パシフィック・リム」のキャストに抜擢された。3人はまったく中国語ができないため、わずかひと言のセリフのために2カ月かけて中国語を学んだという。(翻訳・編集/Mathilda
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