中国は空母やミサイル、ハッカーだけではなく、米国産豚肉をも入手する―米紙

配信日時:2013年7月19日(金) 6時30分
中国は空母やミサイル、ハッカーだけではなく、米国産豚肉をも入手する―米紙
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14日、米紙が「われわれは石油を必要としているが、彼らは豚肉を必要としている」との記事を掲載した。米国の豚肉大手企業を中国企業が買収しようとしている。
2013年7月14日、米紙ニューヨーク・タイムズが「われわれは石油を必要としているが、彼らは豚肉を必要としている」との記事を掲載した。中国は今や空母や弾道ミサイル、さらには世界的に暗躍するハッカー(クラッカー)を擁する存在となっているが、今度は米国の豚肉生産大手企業を買収しようとしている。中国紙・環球時報がこれを16日付で伝えた。

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中国の食肉大手・双匯国際が世界最大の養豚業者で豚肉加工企業である米スミスフィールド・フーズ社を47億ドルで買収しようとしているが、米上院ではこの買収を阻止するようオバマ大統領に求める声が上がっている。米国の風力発電会社を中国系企業が買収しようとしたのを阻止した際と同様、「米国にとって脅威となりうる」ためだ。今後、中国が米国の食糧供給を左右することになりかねず、豚肉の生産・加工の技術が中国へ流出することも懸念されている。

米国は生産能力や技術面などにおいて世界で最も食品安全が保障された国だが、中国は食品安全性で42位にとどまっている。中国政府にとって豚肉は戦略的な問題の1つであり、米国が戦略上から石油を備蓄するのと同様に、中国は安心な豚肉を備蓄したいとさえ考えている。一方の米国は保護貿易主義に陥っている。風力発電に続いて豚肉加工技術も買収できないことになれば、中国は何も買うことが許可されないかもしれない、と記事は伝えている。(翻訳・編集/岡田)
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