<ロンドン五輪>強すぎて悩んでいる中国卓球界、「誰か負けさせて下さい…」―英メディア

配信日時:2012年8月7日(火) 14時29分
<ロンドン五輪>強すぎて悩んでいる中国卓球界、「誰か負けさせて下さい…」―英メディア
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5日、英メディアは「強すぎる中国卓球界が負けたがっている」と論じた記事を掲載した。写真は夏休みを利用して卓球の練習に励む中国の子どもたち。
2012年8月5日、英ロイター通信(電子版)は「強すぎる中国卓球界が負けたがっている」と論じた記事を掲載した。6日付で環球時報(電子版)が伝えた。以下はその内容。

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中国の卓球代表団はロンドン五輪でも相変わらずの強さを見せつけている。金メダルを独占した北京五輪での輝かしい成功を繰り返すかのような勢いだ。だが、アトランタ五輪の金メダリストで現在は国家代表チームのコーチを務める劉国梁(リウ・グオリアン)氏は、「海外の選手も一緒にレベルを向上させていきたい。中国にどんどん学びに来てほしい」と中国の独占状態に危機感を示す。

卓球は19世紀の英国で誕生したスポーツだが、1950年代に毛沢東が「卓球は中国の『国技』だ」と宣言した。その言葉通り、卓越した中国選手の試合は素晴らしいものだが、業界内部からも「中国ばかり勝つようでは、競技そのものがつまらなくなってしまう」と懸念の声が出ている。

世界ランク6位(2012年3月時点)のドイツ人選手、ティモ・ボルは「中国人は常に余裕で勝ってしまう。ライバル不在というのもやりがいがないのでは」と話す。一方、国際卓球連盟のアダム・シャララ会長は「日本や韓国、欧州の若手がかなり伸びている。2016年の五輪では、中国の金メダル独占状態に赤信号がともるだろう」との見方を示している。

卓球界全体のためを思えば、中国の独占状態が長く続くのはよくないことだと誰もが思っているが、「中国だけではどうにもならない問題。国際卓球連盟が真剣に考えるべきだ」と劉氏。それでも結局、今大会でも中国が団体を含むすべての金メダルを独占することになるだろう。(翻訳・編集/NN)
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