<2014年中国10大ニュース(1)>中国に安重根記念館、菅官房長官の「テロリスト」発言に中韓が猛反発

Record China    2014年12月29日(月) 14時54分

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今年も残すところあとわずか。1年の出来事を「2014年中国10大ニュース」として振り返る。1本目は中国が安重根記念館を開館。

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今年も残すところあとわずか。1年の出来事を「2014年中国10大ニュース」として振り返る。1本目は中国が安重根記念館を開館。

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2014年1月19日、中国政府は初代韓国統監の伊藤博文を暗殺した朝鮮独立運動家・安重根(アン・ジュングン)の記念館を暗殺現場である黒竜江省のハルビン駅に開館した。

韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は昨年6月に訪中した際、「安重根は韓国と中国の両国民がともに敬慕する歴史上の人物だ」と評価した上で、中国側に対し、ハルビン駅への安重根の石碑設置を要請していた。

菅義偉官房長官は安重根記念館の設立について韓国と中国に抗議し、「安重根は日本の初代首相・伊藤博文を暗殺したことで死刑となったテロリストだ」と述べた。中韓はこれに反発。中国政府は「安重根は歴史的に著名な抗日義士だ。安重根がテロリストならば靖国神社に合祀(ごうし)された14人のA級戦犯は何なのか」と反論し、韓国政府は「日本政府を代表する官房長官がこのような無知で反歴史的な発言をするとは驚きだ。これは日本が依然として誤った歴史認識を持っていることの表れである」と述べた。(編集/TH)

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