中国社会のグレーな蓄財、国民の「金持ち・官僚は敵」という感情を増幅―仏メディア

Record China    2014年12月1日(月) 14時12分

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27日、仏華字メディア・欧州時報は中国で有名なアリババ・グループのジャック・マー会長の言葉を取り上げ、「金持ちや官僚を敵にする」という風潮を分析した。

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2014年11月27日、仏華字メディア・欧州時報は中国で有名なアリババ・グループのジャック・マー馬雲)会長の「金持ちを恨むことはできない。官僚を恨むことはできない。一つの社会は太陽の光の下で富を築くことを提唱しなければならず、村の地主をすべて弑(しい)したからといって農民が豊かになれるという訳ではない」という言葉を取り上げた。中国新聞社が伝えた。

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この言葉は「金持ちや官僚を敵にする」という風潮をなくし、やはり最も重要なのは政府が税収政策などを通して富を公平に分配し、すべての国民が社会発展の利益を享受できるようにしなければならないことを示している。もし圧倒的多数が中国の発展という高速列車に乗ることができれば、「金持ちや官僚を敵にする」という土壌は繰り返し存在することはない。

ネットで行われた「あなたはジャック・マーの富を恨みますか」というアンケートに13万人を超えるネットユーザーが参加し、82.6%が「太陽の光の下で富を築くことのどこに恨むところがあるのか」と回答した。正々堂々と金を稼いで成長してきた者は決して民衆の恨みを買うことはない。「金持ちや官僚を敵にする」というような理性のない感情の多くは国民の社会の現状に対する低い評価を示している。

真面目に商売をする人は、クリーンなお金を稼ぎ、公共の利益には触れず、社会をより良いものにしなければならない。清廉な官僚は、自身の財産を公表することを恐れず、手を伸ばすべきではないところには手を伸ばしてはならない。こうしてこそ国民の信任を得ることができるのだ。(翻訳・編集/酒井)

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