水没の危険で刑務所がお引越し、囚人は新居に満足？―安徽省宣州市

2007年7月15日、安徽省宣州市で刑務所の引越しが行われた。

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この刑務所、1970年代に建てられたもので市街地でも特に低地に位置する。そのため大雨が降るといつも洪水で水没する危険にさらされていた。そのたびに囚人を一時避難のため移送するのは安全管理に過大な負担がかかるため、今回、水害の心配のない新刑務所へ引越しすることとなった。

引越し作業は15日早朝5時から開始。100人の囚人は2回に分けて新刑務所へと移送された。武装警官を含む警察官195人、警察車両28台が万一に備えて引越しを見守った。

囚人たちにとって喜ばしいことに、このお引越しで洪水被害を受ける心配から解放されただけでなく、部屋が広くなったり、設備が新しくなったりと、生活環境が快適になったという。（翻訳・編集/KT）