2014年11月6日、韓国SBS局が広東省深セン市で開催予定だった音楽イベントが急きょ中止に。中国の主催側との間で、法廷闘争に持ち込まれる可能性もあるという。騰訊が伝えた。

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深センで8日に開催予定だったのは、EXOやSHINHWA、2AM、BIGBANGのSOLら人気ユニットや歌手が出演する音楽イベント「人気歌謡IN CHINA」。しかし4日にSBS局が急きょ中止することを発表。声明では「中国の主催側が準備不足で、契約内容を履行できないため」としている。

これに対し、中国の主催側・橙星メディアは4日夜、声明文を発表。「本日、最終的な準備を完了した直後に中止を聞かされた。当方では正式通知を受け取っておらず、連絡を試みたが拒否されたため、声明文を発表することにした」とし、経済的な損失が大きいことを訴えた。

もともと4日の時点で、中国のネット上では「EXOら9組が出演を取り消した」として、中止されるのでは？との情報が飛び交っていた。橙星メディアは「5日にSBS局側からの回答がなかった場合、法的手段を取る場合もある」としていた。6日、騰訊のインタビューに対し、橙星メディアは「話し合いを続けており、詳細は明らかにできない」と語っている。

中国では近年、韓国のユニットや歌手を集めた大規模なジョイントコンサートの開催が目立つ。しかし、チケットの売れ行きは前評判ほどではなく、10月25日に北京国家体育場で行われた16組出演のコンサートでも空席が目立った。「人気歌謡IN CHINA」でも、チケットの売り上げ状況は満席には程遠いものだったという。（翻訳・編集/Mathilda）