世界遺産・九寨溝にトウモロコシを投げ入れる観光客「自然の物を自然に帰しただけ」―中国

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10日、中国のSNS微博では、四川省の観光名所・九寨溝の池に食べかけのトウモロコシを投げ捨てる男性の動画が紹介されて注目を集め、男性への批判の声が続々と寄せられた。

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2025年12月10日、中国のSNS・微博(ウェイボー)で、四川省にある観光名所でユネスコ世界遺産にも登録されている九寨溝の池に食べかけのトウモロコシを投げ捨てる男性の動画が紹介されて注目を集め、男性への批判の声が続々と寄せられた。

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江蘇省ラジオ・テレビ局の微博アカウント・荔枝新聞が10日報じたところによると、中国四川省アバ・チベット族チャン族自治州にある観光名所・九寨溝で10日、男性1人が食べ残したトウモロコシを池に投げ込み、周囲の観光客との間で口論する映像がネット上に拡散した。

映像では、観光客から批判を浴びる男性が「大自然のものを自然に帰しただけだ」と反論する様子が写っていた。荔枝新聞は、九寨溝風景区の関係者が「ここはごみ捨て禁止となっている。これは個人のモラルの問題だ」とした上で、男性に対する処罰については「当局に聞いてほしい」とコメントしたことを伝えている。

九寨溝

この件について、中国のネットユーザーからは男性に対する批判が殺到。「厳罰に処してブラックリストに入れろ」「大自然に帰すというのであれば、こいつを土に埋めて自然に帰してやれ」「これってブラックリストに入るよね?」「文明開化できてない人がまだまだたくさんいるんだな」「トウモロコシ1本捨てても自然への影響はたしかにない。でも、みんなが捨てたらどうなるかって想像できないのか」などの感想や意見が寄せられている。

一方で「自然の生物は分解可能だが、九寨溝の生態系はそれすらできなくなっているのか」「九寨溝の生態系はそんなにぜい弱になってしまったのか」「ビニール袋じゃないし、魚の餌になるのでは」という意見も。また「前に九寨溝に行ったときにはタバコの吸い殻を池に捨てている人がいた」「観光地の職員が火気厳禁エリアでタバコを吸ってたぞ」など、現地の生態系を守る体制が十分に機能していないことを示唆するコメントも見られた。

九寨溝は、石灰岩地層の炭酸カルシウムによって水がコバルトブルーに見える大小100以上の池があることで知られており、1992年にはユネスコの世界自然遺産に登録されている。(編集・翻訳/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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