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2日、香港メディア・香港01は、中国本土でモバイルバッテリーに関する新たな基準が施行されるのを前に、市場では容量などの表示を勝手に変更した「認証偽装」製品が大量に流通していると報じた。
2025年12月2日、香港メディア・香港01は、中国本土でモバイルバッテリーに関する新たな基準が施行されるのを前に、市場では容量などの表示を勝手に変更した「認証偽装」製品が大量に流通していると報じた。
記事は、中国中央テレビ(CCTV)の報道を引用。工業情報化部が来年1〜3月期に「史上最も厳しいモバイルバッテリー基準」と呼ばれる「移動電源安全技術規範」を発表する予定であり、新基準は火災や爆発などの事故を引き起こすリスクのある商品を一掃するため、「中国強制性製品認証制度」(3C制度)を取得する条件を安全技術面から強化・詳細化するものだと伝えた。
その上で、新制度の発表・導入を前にして、モバイルバッテリー業界では新基準の条件を満たさない在庫品を安値で売りさばく動きが見られると指摘。その事例として、CCTVの記者が遼寧省瀋陽市などの電子製品市場を調べたところ、無認証のモバイルバッテリーが「合格品」と偽って大量に安価で販売されていたほか、認証の一時停止や取り消しを受けた製品が販売され続けていたことが分かったと報じた。
また、製造元などの情報が不明な商品に偽造の「3C認証マーク」を貼り付けて販売する、表示は5000ミリアンペア時(mAh)なのに実際の容量は3600mAhという虚偽表示製品を販売する、「3C認証書」に記載の工場所在地と異なる場所で生産するといった不正行為が横行している、販売禁止製品がオンラインとオフラインの両方で流通していることなどを紹介した。
記事はさらに、不正製品の大量流通の背景には大きな需要があり、流通ネットワーク上には「3C認証の流用」を代行する仲介業者が存在し、わずかな費用で不正な認証証明書を取得できるサービスなどが提供されていることが、調査によって明らかになったと伝えた。
中国では昨年8月より、「3C認証」を取得していないモバイルバッテリーの市場流通が禁止されているが、「史上最も厳しい基準」の実施を控えてモバイルバッテリーの安全性に関するリスクがかえって高まる状況が発生しているようだ。(編集・翻訳/川尻)
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