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中国サッカー協会の宋凱(ソン・カイ)会長はこのほど出席したユース年代のコーチらとの座談会で、「中国はアジアの中で三流か四流」と発言した。
中国サッカー協会の宋凱(ソン・カイ)会長はこのほど出席したユース年代のコーチらとの座談会で、「中国はアジアの中で三流か四流」と発言した。中国メディアの央視体育が11日に伝えた。
中国代表は今月5日に行われた2026年開催のワールドカップ(W杯)北中米大会アジア最終予選でインドネシアに敗れ、W杯出場の可能性が消滅した。
宋会長は「代表チームのレベルでは、確かにうまくできていない。かつてわれわれはアジアにおいて技術的にトップクラスだったが、今ではアジアの三流、四流になってしまった。オーストラリアや日本とは比べようもない」と語った。
その上で、中国の現状について「これはサッカーか?こんなのはサッカーではない!」と断じ、「日本サッカーがこの20年間で取り組んだのは、普及ではなくエリート育成だった。普及は長い年月をかけて行うものだが、エリート育成は本気でやればすぐに成果が出る。中国サッカーは、方法を知らず、努力せず、謙虚さがなく、学ばない!」と述べ、危機感を示した。
中国のネットユーザーからは「これは確かにその通り」「よくぞ言った。改革に期待する」といった声が上がる一方、「反省し続けて30年たった」「一体何年たったんだ。地に足を付けてやるべきことをやれ」「金のことしか考えていないからだ」「あなたの責任じゃないのか?」といった批判的な声も出ている。
また、「以前は選手の問題かと思ったけど、今では『土壌』の問題だと思っている」「根本的な問題は、社会が発展段階にあって、子どもに長時間サッカーをさせることが許されなくなっていること」「スポーツは中国の家庭にとって費用対効果が非常に低く、それが優秀な若手選手がなかなか出てこない原因」「学校のグラウンドも開放されない。子どもたちはどこでサッカーをすればいいのか」「問題の本質は、誰が、どこで、どうやって選手を育成するかということだ」といった意見も寄せられている。(翻訳・編集/北田)
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