中国のSNS・小紅書（RED）に5日、日本から帰国する中国人の投稿写真が波紋を広げている。

日本を旅行で訪れたという投稿者の20代女性は「帰国する。旅行が終わる名残惜しさと、民宿の鍵と共に」とつづり、複数枚の写真を投稿した。写真には飛行機内から撮影した外の景色と共に、機内の座席で鍵を持つ女性の手が写っている。鍵にはチェーンで木の棒が取り付けられており、棒には民宿の部屋番号とみられる数字や部屋の名称などが彫られている。

中国のネットユーザーからは「えっ！？民宿の鍵を持って帰国って、何してんのよ」「どうして鍵なんか？」「鍵って持ち帰って良いの？」など、驚きの声が上がった。

女性はその後、コメント欄で「うっかり（鍵を）かばんの中に入れたまま忘れていた。（民宿の）オーナーもうっかりしていてチェックアウトの時に私に鍵のことを聞かなかった。今、どうにかして（鍵を）送ろうと考えているところ」と説明した。

また、「この民宿にいる間は部屋に鍵をかけていなかった。トイレに行くのも部屋を出ないといけなくて、閉めたり開けたりが面倒で。だから鍵は（かばんにしまってから）出したことがなかった」ともつづっている。投稿の内容などから、女性は岡山県を訪れたとみられる。

なお、コメント欄では「日本に行く人を探して、現地に着いてから郵便で送ってもらえばいい。高くてもいいなら国際スピード郵便（EMS）で送ってもいいけどね」とアドバイスする声や、「私も同じことやって2万円請求された（泣）」「新阪急ホテルの鍵を持って帰ったことがある。ポケットの中に入れっぱなしで（空港の）保安検査も通過しちゃった。家に帰ってズボンを脱いだら出てきたの。その後、大阪に行く友人に返してもらった」「私はホテルのテレビのリモコンを間違えて持って帰っちゃったことがある。連絡したら、『清掃員がなくしたと思っていました。すぐに返送してください』って言われた」など、同様のミスをしたという体験談も寄せられていた。（翻訳・編集/北田）