尹大統領、解放100周年に「火星に韓国国旗を立てる」と宣言=韓国ネットの反応は冷ややか

Record Korea    2022年11月30日(水) 7時0分

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28日、韓国・世界日報によると、韓国の尹錫悦大統領が未来宇宙経済ロードマップを発表し、「2032年に宇宙船を月に着陸させて資源採掘を開始し、2045年には火星に太極旗を立てる」と宣言した。資料写真。

2022年11月28日、韓国・世界日報によると、韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が「未来宇宙経済ロードマップ」を発表し、「2032年に宇宙船を月に着陸させて資源採掘を開始し、(光復100周年の)2045年には火星に太極旗(韓国国旗)を立てる」と宣言した。

記事によると、尹大統領は「この先の未来では、成功した国が宇宙を目指すのではなく、宇宙を目指す国が成功した国になる」とし、上記の目標を宣言した。

また「宇宙技術は最先端技術を集約させたものであり、既存産業を復興させ、新産業を誕生させる動力だ」とし、「世界5大宇宙技術強国へと跳躍するため『ヌリ号』より強力な次世代ロケットを開発し、ロケットと衛星の主要部品に関して技術の自立を成し遂げる」と強調。「韓国型衛星航法システムを構築し、都心航空交通(UAM)、自動運転車などの新産業を支援する」と述べた。

さらに「宇宙技術は韓国の安全保障とも直結する」として「米韓同盟を米韓宇宙同盟へと発展させ、国際社会との宇宙安全保障協力を拡大させていく」との考えを示し、「未来の世代に月の資源と火星の拠点を贈ろうとするわれわれの夢と希望は、みんなの努力によって必ず実現される」と述べたという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「試みに拍手!。こういう挑戦を続けていくべき」「大韓民国ファイト」「尹大統領は仕事ができる。前大統領より何倍も」など応援の声が寄せられている。

一方で「どうせ口だけ」「今目の前にある危険な状況にすら対処できていないのに何を言っているのか」「まずは地球でうまくやりなよ」「そんな余計なことより、4~5年内にできる目標を話してほしい」「こういうのは宇宙航空専門家が発表するべきでは?」「火星(韓国語でファソン)を京畿道の華城(ファソン)市と勘違いしているのでは」など冷ややかな声も数多く見られた。(翻訳・編集/堂本

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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