米国の対中認識における詭弁と真実

CRI online    2022年6月21日(火) 13時20分

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米国のブリンケン国務長官は対中政策に関する講演を行い、言葉巧みに中国の脅威を誇張し、中国の内政に干渉し、中国の国内政策・外交政策を批判し、中国に対する全面的な封じ込めと抑圧を開始しようとしています。

米国ブリンケン国務長官はこのほど、アジア・ソサエティ(Asia Society)で対中政策に関する講演を行い、言葉巧みに中国の脅威を誇張し、中国の内政に干渉し、中国の国内政策・外交政策を批判し、中国に対する全面的な封じ込めと抑圧を開始しようとしています。中国政府は事実と具体的データによって、米国の対中政策の欺瞞、嘘、危険性を世界に示しました。

詭弁1:中国は国際秩序に対して最も深刻かつ長期的な挑戦を行っており、国際秩序を破壊しつつある。米国は世界の平和と安全を守り、個人と国家の権利を守るために国際法や議定、原則および機関を擁護する。

真実:米国が主張する国際秩序とは、実際は米国自身の利益に奉仕し、米国の覇権的地位を守るための秩序である。米国は世界秩序を混乱させる最大の原因である。

詭弁2:米国は衝突や「新冷戦」を求めていない。また、中国が大国としての役割を果たすことを妨げようとはしていない。中国の経済発展や人民の利益増進を阻止しようともしていない。

真実:米国側は、中国が大国としての役割を果たすことや、中国が経済発展することを阻止するつもりはないと主張している。しかし、実際には、内外のあらゆるリソースを使い、中国に対して際限のない封じ込めと抑圧を行っている。

詭弁3:米国の外交はパートナーシップと互いの利益の尊重を基礎としている。一方、中国は他国に対して脅迫外交を実施し、恣意的な攻撃・報復を行っている。

真実:米国は脅迫外交の発明者でありマスターだ。長年にわたり、米国は経済封鎖や一方的制裁などによって、世界に脅迫外交の教科書的な事例を次々と示してきた。

詭弁4:米国の民主主義モデルは、米国が中国と競争する上での最も強力な資本の1つである。私たちの任務は、民主主義が喫緊の課題に対処できることを証明し、未来は自由を信じる人々のものであることを証明することだ。

真実:米国は自国のモデルに基づいて「民主の基準」を設定し、他の制度や方法を認めず、いわゆる「民主」を旗印に他国の内政に恣意的に干渉している。これは民主主義などではなく、民主の災いである。

詭弁5:米国は、中国共産党や中国政府と深い相違があるが、それは政府や制度の間の相違であり、両国民の間の相違ではない。

真実:中国共産党の指導的地位は、歴史と人民が選択したものだ。中国共産党と中国政府は中国人民から心から支持され、受け入れられている。中国共産党と中国人民に不和をもたらそうとする米国の挑発は、中国の制度や道路に対する敵意を証明している。

詭弁6:米国が人権に関して中国に変化を求めるのは、中国に対抗するためではなく、平和、安全、人類の尊厳を守るためだ。

真実:現在、中国人民の人権はかつてないほど保障されており、人民の満足感、幸福感、安心感はかつてないほど高まっている。一方米国は、国內外で深刻な人権侵害を犯しており、その行為は目に余るものがある。米国こそ世界最大の人権侵害国だ。

詭弁7:米国側は依然として「台湾関係法」、「中米の三つの共同コミュニケ」、台湾に対する六つの保証(Six Assurances)」に基づき、「一つの中国」政策を実行している。米国の対台湾政策は変わっていない。

真実:「一つの中国」の原則は公認された国際関係の準則であり、国際社会の普遍的なコンセンサスである。米国が信義に背き、自らの約束、中米双方のコンセンサスを反故にし、「一つの中国」の原則を空洞化させ、「台湾をもって中国を制する」ことを企てることは、現在台湾海峡両岸の平和と安定が直面する主要な脅威の一つとなっている。(提供/CRI

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