麻生氏の「ロシアは過去に日本侵略」発言、日本のネットユーザーから批判も―中国メディア

Record China    2022年5月12日(木) 17時20分

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11日、環球網は、麻生太郎自民党副総裁が第2次世界大戦末期のソ連による対日参戦について「一方的に条約を破棄して日本を侵略した」との見解を示し、日本のネットユーザーから批判の声が出たと報じた。

2022年5月11日、中国メディアの環球網は、麻生太郎自民党副総裁が第2次世界大戦末期のソ連による対日参戦について「一方的に条約を破棄して日本を侵略した」との見解を示し、日本のネットユーザーから批判の声が出たと報じた。

記事は、麻生氏が11日に千葉市の自民党参議院議員集会に出席した際、「第2次世界大戦でわれわれはロシア(ソ連)と戦った。『日ソ不可侵条約』(日ソ中立条約)を結んでいながら、一方的に破って侵略してきた」と発言したことを伝えた。

そして、この発言が日本のネット上で議論を呼び、一部ネットユーザーから歓迎、賛同を受ける一方で、「歴史をゼロから学び直し、それから外交を学べ」「麻生太郎の無知ぶりには驚きあきれる」といった批判も寄せられたと紹介。「ソ連による北方領土不法占拠を許してはいけないが、交渉で『侵略』を強調すれば墓穴を掘る。かつての大日本帝国によるアジア侵略はもっと野蛮で専横的だった」というコメントも見られたとしている。

記事はまた、「ソ連政府による1945年4月5日発表で、日ソ中立条約を延長しないことが宣言されている。その理由は日本の軍国主義がナチスドイツに対して支援を行ったことが日ソ中立条約に違反していたからだ」というロシア外務省の見解を併せて伝えた。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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