韓国メディアは自国のゆるゆるなコロナ対策を棚に上げ、中国に責任をなすりつけている―中国メディア

Record Korea    2022年4月14日(木) 19時20分

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13日、中国メディア・観察者網は、「新型コロナの感染が高止まりしている韓国のメディアが、自国の緩い感染予防政策を棚に上げて中国に責任をなすりつけている」と報じた。写真はソウル。

2022年4月13日、中国メディア・観察者網は、「新型コロナの感染が高止まりしている韓国のメディアが、自国の緩い感染予防政策を棚に上げて中国に責任をなすりつけている」と報じた。

記事は、韓国では3月に入って1日の新規感染者数が連日30万人を超えるなど厳しい感染状況にあると紹介した上で、韓国紙・中央日報が11日に同紙の中国研究所責任者による文章の中で「中国の感染拡大が韓国の足を引っ張っている」と主張したことを伝えた。

そして、文章ではまず中国の感染状況が紹介され、続いて中国での感染拡大が中国国内に影響をもたらすとともに韓国の足を引っ張っていると主張、中国在住韓国人の生活、サプライチェーン寸断による韓国経済への影響、中国での新たな変異株出現リスクという「3つの深刻な憂慮」が生じており、「中国の感染がまず収束しなければ、韓国の状況が改善しても災難は終わらない」と論じられていると紹介した。

韓国中央防疫対策本部の発表によれば、13日午前0時までの24時間で新たに韓国で見つかった感染者数は19万5419人、死亡者数は184人だった。記事は、韓国の現状は1日当たりの新規感染者数、死亡者数いずれにおいても世界ワースト5であると伝えている。

その上で、厳しい感染状況にもかかわらず、韓国の防疫当局は間もなく感染予防目的の規制措置を全面的に解除することを検討しており、早ければ6〜7月にマスク無しで屋外活動ができるようになると可能性があると指摘。最近新たに見つかったコロナウイルス新系統のXE、XLによる感染についても当局が「新たな変異ウイルスが発生しても、感染者の減少傾向に大きな影響を生むことはない。6割以上の市民が3回のワクチン接種を完了し、感染者が免疫を獲得し、感染状況が安定すれば、再度世界的大流行が生じる危険は大きく低下する」との見解を示しているとした。

記事は「韓国は今後も他国同様にウィズコロナを続けると見られるが、一体誰が韓国の足を引っ張っているのだろうか」と結んでいる。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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