日本の華字メディア・日本華僑報網は、トヨタが中国向けにSUV車ワイルドランダーの新グレードを発表したことを報じた。

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記事は、トヨタの中国合弁会社である広汽車トヨタが先日SNSを通じてミドルサイズSUVワイルドランダーの新グレード「プラス」を発表したと紹介。同グレードは日本では発表されておらず、トヨタによる中国市場の重視ぶりがうかがえるとした。

その上で、中国で昨年11月27日に発売されたワイルドランダーについて解説。2．0リッターガソリン仕様と2．5リッターハイブリッド仕様があり、トヨタの世界的な人気SUVであるRAV4の姉妹モデルと位置づけられているとし、RAVに比べてより個性的で、かつファッション性、スポーティーさをまとった外観デザインになっていると伝えた。また、RAV4がトヨタのもう一つの中国合弁会社である一汽トヨタに生産委託されているのに対し、ワイルドランダーは広汽トヨタに委託されたとしている。

そして、今回リリースされた「プラス」は、パノラミックビューモニターのほか、タイヤ空気圧監視システム、ヒーター内蔵折り畳みドアミラーなどが装備されており、価格は2．0リッターガソリン車が二駆で20万800元（約362万円）、四駆で20万9800元（約378万円）、2．5リッターハイブリッド車が二駆で23万800元（約416万円）、四駆で24万3800元（約439万円）となっていることを伝えた。（翻訳・編集/川尻）