2022年1月18日、韓国・中央日報によると、竹島問題をめぐり、韓国の慶尚北道知事が「日本はひざまずいて謝罪をせよ」と求めた。

林芳正外相は17日、衆院本会議の外交演説で「竹島は歴史的事実に照らしてみても、国際法上でも日本固有の領土」と述べた。

記事によると、日本の外相が外交演説で竹島領有権を主張するのは、2014年以降9年目。この発言を受け、竹島の管轄権を主張する韓国の自治体・慶尚北道の李チョル雨（イ・チョルウ）知事は声明を発表し、「9年間続いている根拠のない歴史歪曲（わいきょく）と独島（竹島の韓国名）挑発の中止を強く警告する」とし「独島を管轄する道知事として、300万の道民と共に日本のいかなる挑発にも強く対抗していく」と強調したという。

また「日本は両国の友好と協力を強調しながらも、過去の歴史歪曲に対する反省の意志もなく、絶えず独島に対する侵奪の野心をあらわにするという二律背反的な行動を取っている。徹底した反省と共に韓国国民にひざまずいて謝罪し、国際秩序の維持と世界平和に参加すべきだ」と促したという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからも「日本は何を企んでいるのだろう。表と裏の二重プレー作戦にだまされないようにしよう。そのためにもノージャパン（日本製品不買運動）は続けるべき」「ずうずうしい。対馬はそのままにしてあげていることに感謝した方がいい」など日本に対して憤る声が上がっている。

その他「大統領選候補が独島を訪問したら人気が急上昇するだろう」「気にすることない。韓国が着実に力をつけて後で日本を正したらいいこと」などの意見も見られた。（翻訳・編集/松村）