「天津負けるな」、オミクロン株感染拡大でネットに応援の声―中国

Record China    2022年1月12日(水) 13時20分

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11日、中国・天津で、9日朝より始まった全市民対象のPCR検査の途中経過を伝えるツイートが注目を集めている。写真は天津。

2022年1月11日、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」への市中感染が確認された中国・天津で、9日朝より始まった全市民対象のPCR検査の途中経過を伝えるツイートが中国版ツイッター・新浪微博(ウェイボー)で注目を集めている。

中央電視台(CCTV)新聞中心はウェイボーの公式アカウントを通じて、ニュース動画と二つのハッシュタグ「天津で見つかった感染者は皆津南区関係者」と「天津全員のPCR検査で陽性77例を検出」付きでツイートし、「天津市当局からの発表によると、全市民を対象としたPCR検査を1月9日7時より実施し、1191万2280人分の検体を採取した」「結果が確定した第一サイクルの検体789万2591人のうち、77例の陽性者が判明」「検査はいまだ続行中」「今回の市中感染は、学生とその家庭、葬儀関係者から地域全体に感染が拡大した」「今回の主な感染警戒区域は津南区、西青区、河西区、浜海新区」と伝えた。

今回の天津全市民のPCR検査は、8日に津南区の学習塾勤めの29歳の女性と同区の10歳の小学生に新型コロナへの感染が判明したことに端を発している。天津市は感染者がいる地域を封鎖したほか、約1400万人の全市民へのPCR検査の実施を決定し、濃厚接触者など計約7万5千人を隔離したほか、市外へ出る場合には48時間以内のPCR検査の陰性証明と、地域の自治組織などの許可を得ることを義務付けている。天津は冬季五輪の開幕を控えた北京から、高速鉄道で30分程度の距離で往来が多いため、一気に警戒感が高まっている。

このツイートに対し、他のネットユーザーからは、「驚異的な感染拡大の早さだ」「約800万人の中で陽性が77例、天津の当局は役に立っている」「調査が全て終わったら、陽性があと何例見つかるんだろう」「数はそんなに多くない。大騒ぎするほどでもない」「天津がオミクロン株に打ち勝つと信じる」「天津がんばれ」などのコメントが寄せられている。(翻訳・編集/原邦之

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