岸田首相が国交省データ改ざん問題に言及=中国ネット「彼とは無関係」「わが国の統計局こそが…」

Record China    2021年12月17日(金) 18時20分

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16日、新浪新聞の微博アカウント・微天下をはじめとする複数のニュースアカウントが、日本の国土交通省による建設受注データ書き換えについて「岸田首相がGDP水増しを認めた」との報じ方で伝えた。

2021年12月16日、新浪新聞の微博アカウント・微天下をはじめとする複数のニュースアカウントが、日本の国土交通省による建設受注データ書き換えについて「岸田首相がGDP水増しを認めた」との報じ方で伝えた。

微天下は16日、国土交通省が建設業の受注動向などを示す毎月の統計について、調査票の書き換えを都道府県に指示したり、データを二重計上したりしていたことが日本メディアによって報じられ、同省が15日に認めたことを紹介。データ書き換えによりGDPの数値が水増しされた可能性についての指摘が専門家から出る中で、岸田文雄首相が15日の国会でデータ書き換えを認めるとともに、「再発防止に努めなければならない」と語ったことを伝えた。

同アカウントをはじめ、複数のアカウントがこの件について「岸田首相がGDPデータの水増しを認めた」とのハッシュタグを付けて情報を流しているが、岸田首相が15日の国会で野党側からの追求に対し「令和2年1月から数字の改善を行っており、令和2年度、3年度のGDPの統計には、直接影響はない」と述べており、GDPデータの水増しを実際に認めたわけではない。

この件について、中国のネットユーザーは「不正は歴代首相がやったことで、岸田さんとは関係ない」「要は、安倍政権で偽装が行われていたってことでしょ」「そもそも本当のGDPを発表している国などあるのか」「お互いさま」「わが国の統計局こそが最も真実に忠実(笑)」「GDPばかりを国や政府の業績として注目するから水増しが起きる。国民の満足度や幸福度といった要素も評価に取り入れるべき」といった感想を残している。(翻訳・編集/川尻

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