チベット自治区の経済・社会は過去5年で急速に発展―中国メディア

人民網日本語版    2021年11月29日(月) 19時10分

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チベット自治区の経済・社会は過去5年で急速に発展したと報じられた。

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中国共産党西蔵(チベット)自治区第10回代表大会が27日にラサで開幕した。中国新聞社が伝えた。

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代表大会では王君正(ワン・ジュンジョン)チベット自治区党委員会書記が中国共産党チベット自治区第9期委員会を代表して、過去5年間の活動を総括する報告を行った。

王書記は「5年間でチベットの経済は急速に発展した。3937億元の計画資金を実行に移し、域内総生産(GRP)は中国全土をリードする年平均9%の成長率を示し、1人当たり5万元を突破した。川蔵(四川ーチベット)鉄道は全線着工し、ラサーニンティ区間は運行が始まった。また、ラサから山南(ロカ)、ニンティ、ナクチュへと至る高速道路が開通した。基幹送電網は全ての県をカバーし、自治区全域の統一送電網が出来上がった。5年間で、チベットの人々の生活は全面的に向上した。農業・牧畜業従事者の1人あたり可処分所得は2桁成長を維持し、1万4598元に達した。貧困登録者62万8000人が全て貧困から脱却した。国境地帯の公共サービス施設の整備を続け、国境地帯振興・所得向上活動を推し進め、移転優遇政策を定め、国境警備員制度の整備を続け、国境地帯住民への補助を3倍以上に引き上げた」と指摘。

「5年間で、生態環境の安全を守るための防壁は日増しに強固になった。森林率は12.31%、草原総合植生被覆率は47.14%にまで上がった。地級市の大気質は『優良天気日数』が98%以上に達し、地表水の水質基準達成率が100%に達し、生態環境は良い状態を維持している」とした。

また活動報告では、「5年間で、チベットの法に基づく宗教管理制度・メカニズムは一層十全化され、信教の自由が全面的に保障された。『四つの基準を遵奉し、模範的僧・尼を目指す』教育実践活動を常態化し、所属寺院の安定維持における僧・尼責任制を全面的に確立した。寺院における未成年者をゼロにし、違法施設の違法建設、宗教的表示物の乱造問題を法に基づき処理し、寺院の財務・納税監督管理作業を順調に進展させた。活仏転生政策・法規研修の全カバーを実現した。理性的に宗教を受け止め、宗教による負の影響を薄め、今生で幸福な生活を送ることを自覚する信徒大衆が増えた」とした。(提供/人民網日本語版・編集/NA)

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