米国の元大統領補佐官、韓国の対北政策「ばかげている」=韓国ネット「的確な指摘」「放っておいて」

Record China    2021年10月6日(水) 18時20分

拡大

5日、韓国・中央日報は「ハーバート・マクマスター元米大統領補佐官が文在寅政権を真っ向から批判した」と伝えた。写真は板門店。

2021年10月5日、韓国・中央日報は「ハーバート・マクマスター元米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)が文在寅(ムン・ジェイン)政権を真っ向から批判した」と伝えた。

マクマスター氏はトランプ政権の初代国家安保担当補佐官で、現在はワシントンのシンクタンク「ハドソン研究所」の日本部長を務める。4日、記者団を招いての懇談会が行なわれ、記事によると、マクマスター氏は文大統領による終戦宣言の提案や南北対話再開の意向など、韓国政府の対北朝鮮政策について尋ねられ「同じことを繰り返しながら異なる結果を期待するのは、ばかげたことだ(insanity)」と答えたという。

記事は「元大統領府の官僚が韓国政府を公に批判するのは異例なこと」だと指摘。バイデン政権はトランプ政権との差別化を宣言しており、圧迫中心の対北朝鮮政策を踏襲しないとされている。そうした中でのマクマスター氏の批判的な評価は「任期末となった文政権の対北朝鮮政策に対する米国官民の評価を映し出しているものだ」と分析している。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「ピンポーン!正解です。韓国の統一部は何度もミサイルを発射している北朝鮮に100億ウォン(約9億4000万円)もあげると言っているのです」「私たちの目にも、ばかげたことをしていると見えているよ」「的確な指摘だ」「100%同意します」など、賛同の声が殺到している。

一方で「韓国は米国の属国じゃない。南北関係は当事者間で解決できるよう放っておいて」「韓国の対北朝鮮政策は米国の立場で進められるべきじゃない」など反発の声も上がっている。(翻訳・編集/麻江)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携