岸田氏が日本の首相に就任、台湾の評価は…―米華字メディア

Record China    2021年10月5日(火) 12時20分

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4日、米華字メディア・多維新聞は、日本で岸田文雄新首相が誕生したことに対し、台湾外交当局が祝意を示したことを報じた。写真は日本の首相官邸FBより。

2021年10月4日、米華字メディア・多維新聞は、日本で岸田文雄新首相が誕生したことに対し、台湾外交当局が祝意を示したことを報じた。

記事は、4日に開かれた臨時国会で岸田氏が第100代首相に選出され、台湾外交部が同日祝賀メッセージを送ったと紹介。同部がメッセージの中で「台湾と日本の関係は緊密、友好的であり、国民同士の感情も深い。経済、貿易面では、台湾にとって日本が第3の、日本にとって台湾は第4の貿易パートナーである。人の交流においては、新型コロナ感染拡大前、台湾にとって日本が第2の、日本にとって台湾は第3の観光客源だった。さらに重要なのは、双方の人々が長きにわたり築いてきた相互信頼、相互利益、相互協力の好循環である。自然災害、重大事故、そして現在の世界的なコロナ感染拡大において、双方の政府は互いに思いやり、助け合い、必要なものを提供してきた。これは国際社会における優れたお手本になっている」としたと伝えた。

同部はまた、日本と台湾が自由、民主、法治、人権、市場経済などの価値を共有し、国際的には平和を愛好するとともに、自由で開かれたインド太平洋地域、ルールありきの国際秩序を共に支持しており、日本は台湾の国際活動への参加を支持し、台湾海峡情勢の平和安定を重要視しているとの見解を示した上で、「台湾政府は既存の良好な基礎を踏まえ、岸田首相率いる新政権が台湾と日本の全方位的な友好的、実務的な協力関係を深め続け、共にインド太平洋地域の平和、安定、繁栄を促していくことに期待する」とした。(翻訳・編集/川尻

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