国務院新聞弁公室が「中国の全面的小康」白書を発表、「全面的」が重要―中国

人民網日本語版    2021年9月28日(火) 18時10分

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国務院新聞弁公室は28日、「中国の全面的小康」白書を発表した。

国務院新聞弁公室は28日、「中国の全面的小康」白書を発表した。新華社が伝えた。

同白書は「小康社会(ややゆとりのある社会)の全面的な完成は、中華民族の偉大な復興への重要なステップだ。過去100年間、中国共産党は中国人民を団結させ、率いて、粘り強く奮闘・努力し続け、数世代にわたり終始一貫して、『小康家庭』から『小康社会』へ、 『総体的小康』から『全面的小康』へ、『全面的建設』から『全面的完成』へと、小康の目標を達成し続け、小康の夢を現実のものとしてきた」と指摘。

「全面的小康において重要なのは『全面』だ。中国の全面的小康は、発展の均衡性、協調性、持続可能性を体現している。それは物質文明、政治文明、精神文明、社会文明、生態文明が協調ある発展を遂げるという意味での小康であり、日増しに高まる人民の多様で多層的、多面的なニーズを満たし続け、人の全面的な発展を促進し続けるという意味での小康であり、国家が豊かで強くなり、民族が振興し、人民が幸福であるという多次元かつ全方位的な意味での小康である」とした。

同白書はさらに、「中国の全面的小康とは、人民全体が発展の成果を共に享受するという意味での小康を指している。一人も取り残さず、一つの地域も取り残さず、一つの民族も取り残さず、人の全面的な発展の実現と人民全体の発展の実現の有機的統一を体現し、『共同富裕』の実現という社会主義の本質的要請を体現している」と指摘。

「中国の全面的小康は、中国人民が自らの苦労と知恵を頼りに、懸命に奮闘した結果だ。新中国成立時に直面したのは、貧しさと弱さが積み重なり、一面の破壊の跡という混乱状態だった。中国共産党は人民を団結させ、率いて、ゼロからの事業立ち上げ、自力更生、刻苦奮闘へと導き、新天地を切り開き、悠久の昔から夢見てきた小康を実現した」とした。

また同白書は、「中国は常に自らの発展を人類発展の座標系の中に置き、常に中国人民の利益を各国の人々の共通利益と結びつけ、常に世界平和の建設者、世界の発展への貢献者、国際秩序の擁護者、公共財の提供者であり続けている。中国の小康社会の全面的完成は、人類運命共同体の構築に中国の知恵と中国の力を貢献した」と強調した。(提供/人民網日本語版・編集/NA)

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