【CRI時評】米国式「ダブルスタンダード」なテロ対策は他者も自らも傷つける

CRI online    2021年9月9日(木) 11時10分

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米国が発動したアフガニスタン戦争は、9.11米同時多発テロから20年を迎える直前に、失敗という形で終わった。

米国が発動したアフガニスタン戦争は、9.11米同時多発テロから20年を迎える直前に、失敗という形で終わった。米軍の慌ただしい撤退の最終段階で、過激派組織「イスラム国」(IS)傘下の組織が首都カブールでたて続けに爆発事件を起こし、米兵13人を含む100人以上が死亡した。20年という時間と2兆ドル以上を費やし、2万人以上の米軍の死傷者をもたらした「対テロ戦争」は、なぜこれほどまでに大きな敗北に終わったのか。

その主な原因の一つは、米国が対テロにおいて完全に自らの利益から出発し、テロリズムとテロ行為を判定する際に異なる基準を採用したことにある。対テロにおけるそうしたダブルスタンダード(二重基準)がテロリズムの繁殖とまん延を助長した。

実際、米国は、アフガニスタンやイラクなどに軍隊を派遣した当初から、対テロに、覇権主義の推進、ひいては他国の政権の転覆という目標を結び付けた。そうしたいわゆる「対テロ」が事実上、関連する地域や国の紛争や混乱を悪化させた。米国は長期にわたり、中東における地政学的目標を達成するために、シリアやアフガニスタンの現地のテロ組織と「協力関係」を保ち、それらの組織に物資の提供や軍事援助を行ってきた。

それ以外にも、米国は「対テロ」の旗を掲げながら、イデオロギーと冷戦思考に基づいて対テロ陣営を区分けした。これは、テロリストの後ろ盾となり、対テロ国際協力をぶち壊す行為に他ならない。

テロリズムは人類の共通の敵だ。9.11テロを経験した米国は、テロの害を痛感しているはずであり、各国が相互信頼を高め、共通認識を結集することこそがテロと戦う正しい道であることも理解しているはずだ。米国は、テロリズムや過激主義という厳しい試練を前にして、対テロにおけるダブルスタンダードを捨てなければならない。そうしなければ、やり返されて他者も自らも傷つくという結果になるだけだ。(CRI論説員)

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