ミルクティー、おいしさだけでなく不眠をもたらす可能性も―中国メディア

人民網日本語版    2021年9月7日(火) 21時50分

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多くのネットユーザーから今秋1杯目のミルクティーを飲んだら眠れなくなったとの報告が上がっている。

最近は天気が徐々に涼しくなり、「今秋1杯目のミルクティー」がハッシュタグランキングの上位に入っている。しかし多くのネットユーザーからは、今秋1杯目のミルクティーを飲んだら眠れなくなったとの報告が上がっている。

ミルクティーを飲むと眠れなくなるのはなぜか。実は、ミルクティーには大量のカフェインが入っており、さらにその量はコーヒーを上回る可能性もある。

広東省食品検査所が以前、人気の高い20種のミルクティー商品を検査したところ、いずれもカフェインが多く含まれていることが分かった。最も多いものは1000グラムあたり728ミリグラムという驚異的な数値だった。

大量のカフェインが含まれるのは、その製法と関連している。

自分の家でミルクティーを作る場合、まず温かいお茶を入れ、砂糖を加えてからミルクを入れる。一口飲むと味が薄く、ミルクティー店で売っているものほど濃くないことに気づく。

実際には自分でミルクティーを作る場合、茶葉はほぼ完全な形をしているのに対し、ミルクティー店で購入するミルクティーに茶葉の姿はほとんど見られない。これこそドリンク店の秘訣の一つだ。

ミルクティーの味をさらに濃くするため、原材料を茶葉からティーバッグか粉末茶に変える。ティーバッグはよく知られているが、粉末茶とは粉末状に切られた茶葉のことだ。茶葉をより細かくすることで茶の味がより濃くなり、カフェインもより多く析出される。

茶葉を細かく切ると、葉の組織形態と細胞構造が大きく破壊される。完全な茶葉と比べると、お湯を入れた場合にお湯と触れる面積が激増する。これは抽出のペースを上げ、茶葉に含まれるカフェインなどの成分のお湯への移動を早める。

ミルクティーを作る際に、濃厚な味にするため使用される粉末茶の量は、私たちが想像するより遥かに多い。これはミルクティーの中に過度なカフェインが含まれる可能性がある理由だ。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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