米紙:米国初の新型コロナウイルス感染死亡例、2020年1月初めに前倒し

CRI online    2021年8月24日(火) 18時20分

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米シリコンバレーの有力紙「サンノゼ・マーキュリー・ニュース」のウェブサイトは8月22日、米国で新型コロナウイルス感染による最初の死亡者が出た時期が前倒しされたと伝えています。資料写真。

米シリコンバレーの有力紙「サンノゼ・マーキュリー・ニュース」のウェブサイトは8月22日、米国新型コロナウイルス感染による最初の死亡者が出た時期が前倒しされたと伝えています。

最新のデータによりますと、2020年1月初めから2月初めにかけて、米国の6州で新型コロナウイルス感染による死亡例が6例発生したことが分かりました。これは米政府が認定した最初の死亡例よりもさらに早い時期になります。現在、米国で確認されている新型コロナウイルス感染による最初の死亡例は2020年2月6日とされています。

報道によりますと、これらのデータによって米国における感染症拡大のタイムラインが大きく変わる可能性があります。カリフォルニア大学バークレー校の感染症学の専門家、ジョン・スワルツバーグ氏(John Schwarzberg)は、これら早期の死亡例は、当時風邪やインフルエンザによるものと認定されていた可能性を示しました。

「サンノゼ・マーキュリー・ニュース」の報道によりますと、このデータは新型コロナウイルスがかなり早い時期から米内陸部に出現していたことを示しています。これらの死亡例は広い地域に分布しており、米西部、中西部、南部のいずれでも死亡例が出ていました。これらの地域では通常、中国への渡航記録をもつ人々はあまり多くありません。これは、新型コロナウイルスの感染拡大がかなり早い時期から、より多くの地域で始まっていたことを示しているということです。

これについてスワルツバーグ氏は「新たな死亡例のデータは、米国では2019年12月、ひいては11月には既に新型コロナウイルス感染が発生していたことを示している。これは十分に有り得ることだ」との考えを示しました。(提供/CRI

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