CGTNシンクタンクが新型コロナに関する報告書を発表

CRI online    2021年7月23日(金) 15時20分

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北京市に本部を置くCGTNシンクタンクは23日、「新型コロナウイルス感染症の国際的発展現状分析報告書」を発表しました。

北京市に本部を置くCGTNシンクタンクは23日、「新型コロナウイルス感染症の国際的発展現状分析報告書」を発表しました。同報告書は世界の各国と地域において感染確診患者数、死者数、ワクチン接種数など感染状況の重要指標について、すでに二極化の傾向があることを明らかにした上で、各国政府は新型コロナの予防抑制の過程で決定的な役割を果たしていることを示しました。同報告書は、感染症抑止パフォーマンスの5つの統計次元解析のうち、米国の3つの指標は世界各国の中で最も低いと指摘しました。

同報告書は「累計感染者数」、「新規感染者数」、「累計死亡者数」、「ワクチン接種数」、「感染症全体の抑制周期」など5つの次元から、世界51カ国をサンプル国として7月14日までのデータによりランキングし、各国の感染状況と予防・抑制効果を総合的に示しました。

報告書は、世界で累計1500万人以上の感染者が確認された国について、感染者が多い順に米国、インド、ブラジルと指摘しました。サンプル国のうち感染確認数が最も少ない3カ国は、ニュージーランド、オーストラリア、ベトナムでした。

同報告書はさらに、5つの指標を総合すると、最も厳しい状況に直面しているのは米国で、ブラジル、インド、英国、フランスなどが続くと指摘しました。中でも米国の累計3400万人超の感染者数と累計60万人超の死亡者数は世界でも最悪です。米国では1日当たりの新規感染者数が5000人を下回った日数がわずか62日で、深刻さの度合いは世界最悪とのことです。

報告書は中国、韓国、シンガポール、ベトナムを代表とするアジア諸国については、入国制限や隔離・スクリーニング、国境検疫などの有効な管理手段と効果的な予防・抑制措置を果敢に実行したため、感染確診、死亡および感染症発生周期の抑制などの面で良好な効果を得ていることを示しました。(提供/CRI

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