中国に情報提供か、ドイツ人学者をスパイ容疑で起訴―独メディア

Record China    2021年7月7日(水) 12時20分

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独ドイチェ・ヴェレによると、ドイツの政治学者の男が中国の機関に情報を提供していたとしてスパイ容疑で拘束・起訴された。写真は同済大学。

独ドイチェ・ヴェレによると、ドイツの政治学者の男が中国の機関に情報を提供していたとしてスパイ容疑で拘束・起訴された。ドイツ連邦検察庁が6日に発表した。

起訴されたのはクラウス・L(Klaus L)被告(75)。同被告は50年以上、ドイツの情報機関で働いており、ドイツ連邦情報局(BND)とも長年にわたって協力関係にあったことから「事件は非常に複雑だ」と記事は伝えている。

報道によると、同被告は旧ソ連や南アフリカ、南アジアなどに赴任し広く人脈を構築、2010年に上海の同済大学を訪問した際に、中国の情報機関と初めて接触したと見られている。同被告は中国側から旅費の名目で金銭を受け取っていたが、捜査当局はこのほかに「謝礼金」も受け取っていたと見ている。具体的にどのような情報を中国側に提供したかは明らかになっていないとのこと。

同被告は取り調べに対し、当時BNDに「自身をスパイにしようとしている」という中国側の動きをすぐに報告したところ、BNDからは中国側と接触してその意図を探るようにとの助言があったと主張。「中国側と接触していることはBNDも事前に知っていた」と強調した。

記事は、同被告がいわゆる「二重スパイ」の状況にあったとの見方を示し、「3者はどのような関係にあり、彼は一体誰の利益のために動いていたのか。法廷での審理を待たなければならない」とする一方、「今回のケースは中国の情報機関がここ数年で活用してきた手法の一つ。国際的な人脈を持った人物が定年を前にして依然として仕事に意欲的な場合、ターゲットになりやすい」と指摘している。(翻訳・編集/北田

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