韓国与党代表、ビル倒壊惨事で「バス運転手が本能的にアクセルを踏んでいれば助かった」と発言=ネットで炎上

Record China    2021年6月18日(金) 13時20分

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18日、韓国・MBNによると、韓国の光州市で発生したビル倒壊事故をめぐる与党「共に民主党」の宋永吉代表の発言が物議を醸している。

2021年6月18日、韓国・MBNによると、韓国の光州市で発生したビル倒壊事故をめぐる与党「共に民主党」の宋永吉(ソン・ヨンギル)代表の発言が物議を醸している。

光州市で9日午後、解体作業中のビルが崩れる事故が発生し、停留所に停車していたバスが下敷きになった。バスには17人が乗っており、9人が死亡、8人が重傷を負った。

宋代表は17日、国会で開かれた同事故に関する対策会議の冒頭発言で「よりによってバス停留所の前が工事現場になっており、タイミングが重なって不幸な事故が発生した」としつつ、「バス運転手が本能的な感覚でアクセルを少しでも踏んでいれば(被害者は)助かる状況だった」と発言した。さらに、同事故について「映画のワンシーンのよう」と表現したという。

この発言に対し、野党議員らは「妄言だ」「被害者の心に釘を打ち付けるような2次加害」「事故の責任を罪のない被害者に転嫁してはいけない」「バス運転手のせいで惨事が起きたのではない。責任は政治にある」などと一斉に批判し、宋代表に謝罪を求めた。

韓国のネット上にも「バス運転手を超能力者だと思っているのか?こんな人が与党代表だなんて恥ずかしい」「どうしたらそんな考えができるの?本当に腹立たしい発言」「あのバスに乗っていなければみんな死なずに済んだ。生まれてこなければ死ぬこともなかった。これらの論理と何が違うのか」「他人のせいにすることが癖になっているのだろう」など非難の声が続出している。

宋代表はこれまでにも数々の「失言」で批判を浴びてきた。先月には、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が米韓首脳会談のため訪米する前日に「米国は欠陥のある民主主義国として2等級の判定を受けた」と発言して物議を醸していた。(翻訳・編集/堂本

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