完成したはずの韓国型戦闘機の試作機、公開後すぐに解体=韓国ネット「そんなこともある」「見えのために…」

Record China    2021年6月2日(水) 21時20分

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2日、韓国・中央日報は、4月の「韓国型戦闘機の試作機出庫式」イベントに登場したKF-21の試作1号機が解体作業に入っていたと伝えた。写真は出庫式に出席した文大統領(韓国大統領府Facebookより)。

2021年6月2日、韓国・中央日報は、4月9日に行われた「韓国型戦闘機の試作機出庫式」イベントに登場したKF-21の試作1号機が、イベントから1カ月で解体作業に入っていたと伝えた。

韓国の防衛産業庁と開発者である韓国航空宇宙産業(KAI)は昨年9月から1号機の組み立てを開始し、今年4月に完成を発表した。1号機は年内に地上テストを行い、来年に初のテスト飛行を行う計画となっている。

ところが記事によると、1号機は先月初めに双発エンジンが取り除かれるなど全面的な分解作業に入り、現在は地上でのテストを含む各種の点検や評価が不可能な状態になっているという。出庫式イベントでは塗装まで終えた姿を披露し、出席した文在寅(ムン・ジェイン)大統領も絶賛していた。

これについて関係者は「今月中旬過ぎには元の姿に戻せる」とし、「地上テストに向け計画されていた作業だ」と説明したという。しかし記事は「計画されていたと言う割には、事業団は1号機の状態についてかん口令を出している」と指摘している。

ある専門家は「試作機の公開は通常、地上テストとテスト飛行直前に行うイベント」とし、「イベント後に全面的に分解するのは理解に苦しむ」と指摘。別の専門家も「海外の戦闘機開発では見られないこと」とし、「設計図上の計画と異なり、全般的な機体の重心がずれていた可能性がある」と主張したという。

記事は「文大統領が出席する出庫式の日程に合わせて慌てて組み立てたのではないか」とし、「防衛産業庁は当初、今年5月ごろに1号機を完成させるとしていたが今年3月に変更を発表し、1カ月前倒しの4月に完成するとした」と指摘。当時、一部では「共同開発国のインドネシアの国防長官が出庫式に出席することを念頭に置いたもの」と予想する声も上がっていたという。

これに韓国のネットユーザーからは「国民をだましたということ?」「出庫式に間に合わせるためにミスを犯したようだ。なぜ初めから完璧に作れないのか」「あきれた…。見えのためにいくら飛んでいったのか」など批判的な声が上がっている。

一方で「遅くなってもいいから安全なものを造ってほしい。無理に飛ばして墜落したら大変だ」「初めてなのだからそんなこともある」「アップグレード、修正補完、解体も技術蓄積につながる。名戦闘機を造るためには、飛ばす前に修正補完を繰り返さないと」など理解を示す声も多数寄せられている。(翻訳・編集/堂本

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