米議員「中国製ワクチンは有効性普通の割に高価」「ワクチン外交まだ間に合う」―中国メディア

Record China    2021年5月21日(金) 6時20分

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観察者網は、米国の「反中」議員が、中国製の新型コロナウイルスワクチンについて「有効性は普通の割に高価だ」とし、米国は「ワクチン外交」で中国に後れを取っているが「まだ間に合う」との認識を示したと報じた。

中国のニュースサイトの観察者網は18日、米国の「反中」議員がこのほど、中国製の新型コロナウイルスワクチンについて、「有効性は普通の割に高価だ」とし、米国は「ワクチン外交」で中国に後れを取っているが「まだ間に合う」との認識を示したと報じた。

記事によると、2018年12月に中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の孟晩舟(モン・ワンジョウ)最高財務責任者(CFO)が、米国の要請により対イラン制裁に違反した疑いでカナダで逮捕された際、カナダ政府の対応に支持を表明するなど、「米国で反中議員として名の知れた」共和党のベン・サス上院議員はこのほど、ウォール・ストリート・ジャーナルへの寄稿で、「中国が輸出しているワクチンは有効性が普通の割に高価」「中国は発展途上国の苦しみを利用している」などとした一方で、米国製ワクチンについては「世界で最も良いワクチン」「変異ウイルスも阻止できる」などとした。

その上で、米国は「ワクチン外交」で中国に後れを取っているが「まだ間に合う」との認識を示し、米国のリーダーシップを全世界に示すため、「今年の感謝祭(11月25日)までにワクチン10億回分を全世界に提供するという目標を設定すべき」と主張した。

バイデン米政権は、英製薬大手アストラゼネカなどが開発した新型コロナワクチン6000万回分を必要な国に供給する方針を示したのに続き、今月17日には、米国で緊急使用が許可された製薬3社のワクチン2000万回分を追加で各国に供給すると明らかにしている。(翻訳・編集/柳川)

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