米元ベテラン外交官「ワシントンは中国と勝ち目のない戦いをしている」―香港メディア

Record China    2021年5月11日(火) 5時20分

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香港メディアの香港01によると、米国の元ベテラン外交官のチャス・フリーマン氏はこのほど、「ワシントンは中国と勝ち目のない戦いをしている」とする文章を発表した。資料写真。

香港メディアの香港01によると、米国の元ベテラン外交官のチャス・フリーマン氏はこのほど、東アジア太平洋地域の政治、経済、ビジネス、国際関係、公共政策に関する分析と研究のためのプラットフォームである東アジアフォーラムで、「ワシントンは中国と勝ち目のない戦いをしている」とする文章を発表した。

それによると、1972年のニクソン大統領の歴史的訪中の際に通訳を務めたフリーマン氏は、「米国は国際問題において中国との協力を強化すべきであり、中国と対抗することを選択し続けるなら、国際社会において賛同者を失うだけだ」と指摘した。

フリーマン氏は、トランプ前政権が起こした貿易戦争について「全く戦略と呼べない」とし、「中国が米国を打ち負かす可能性について警戒し、最大の圧力で中国を無力化しようとしたもの」との見方を示した。

その上で、「米国が中国との対抗を続けるなら、ますます孤立していることに気付くだろう。米国の対中政策が道徳的な努力として定義されている場合、他のほとんどの国は、それに引き付けられることはなく、それから離れるだろう」とした。

米国が、中国との競争において優位性を保つためには、「競争力を高め、よりよく統治された、教育の行き届いた、より平等な、より開かれた、より革新的な、より健康な、より自由な社会を構築しなければならない」と強調した。(翻訳・編集/柳川)

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