【CRI時評】「ルール」を叫んで世界を欺く米政治屋

CRI online    2021年5月8日(土) 13時0分

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ロンドンで開かれていた主要7カ国首脳会議外相会合が5日閉幕した。米国務長官は会議で、米国の目的は中国を封じ込めたり抑圧したりすることではなく、「ルール」に基づく国際秩序の維持に努めることだと主張した。

ロンドンで開かれていた主要7カ国首脳会議(G7)外相会合が5日閉幕した。ブリンケン米国務長官は会議で、米国の目的は中国を封じ込めたり抑圧したりすることではなく、「ルール」に基づく国際秩序の維持に努めることだと主張した。国際秩序の最大の破壊者である米国が他国に国際秩序を守るのを求める自信はどこから来たのか。米国が口にする「国際秩序」はいったい誰のためのものなのか。

今年1月に米新政権が発足してからは、「ルール」や「国際秩序」をよく持ち出している。前任者が露骨に一国主義を推し進めたのに比べて、現政権は「多国間主義」の旗を掲げて世の人々を欺いているのは本質的に違ったところはなく、他国を米国主導の一極独占の世界秩序に屈服させようとしている。

国連を中心とした国際システムこそが、世界でただ一つの国際システムで、国連憲章に基づく国際関係の基本的ルールこそが、唯一の世界的ルールだ。「ルール」で他国を押さえつける米国と西側の一部の国こそ、真に国際ルールを守らなければならない。

G7首脳は今年初め、「2021年を多国間主義のための転換点とする」という共同声明を発表した。だが、G7のいわゆる多国間主義は、国際ルールを少数の国のルールで定義し、国際秩序を少数の国の秩序に置き換えるに過ぎず、完全に「偽多国間主義」であることが証明されている。

今日の世界は真の多国間主義を必要としている。習近平国家主席は6日、国連のグテーレス事務総長との電話会談で強調したように、「各国は国連憲章の趣旨と原則に基づいて事を運ぶべきであり、一国主義、覇権主義に陥ってはならず、多国間主義の名を借りて『小さい輪』を作り、イデオロギー的対立を起こしてはならない。(CRI論説員)

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