北京の柳絮飛散予報が発表、10日から15日にかけて1番目のピーク到来か―中国

人民網日本語版    2021年4月6日(火) 20時50分

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北京市園林緑化局と北京市気象局は5日、ヤナギの白い綿毛のついた種子が飛散する柳絮の2021年第一期予報を共同で発表した。

北京市園林緑化局と北京市気象局は5日、ヤナギの白い綿毛のついた種子が飛散する柳絮の2021年第一期予報を共同で発表した。予報によると、北京市内や南部エリアでは今月5日から8日にかけて、柳絮が飛散する時期に入る。東北部は、7日から10日にかけて飛散し始め、西北部では8日から11日にかけて飛散し始める。新華社が伝えた。

専門家の予想では、北京では今年、4月10日から15日にかけて、ポプラの一種・毛白楊の種子が飛散する一番目のピークを迎え、主に市中心部から10キロほど外周を通る環状道路・五環路内に影響を及ぼすとみられている。2番目のピークは4月下旬から5月上旬にかけてで、カロリナポプラ、ポプラの一種・青楊、シダレヤナギ、ウンリュウヤナギの種子が飛散し、主に北京市内と平原エリアに影響を及ぼすとみられている。3番目のピークは5月中旬で、主に山地で飛散するため、市内への影響はほとんどないと予想されている。

北京市園林緑化局科技処のシニアエンジニア・張博(ジャン・ボー)氏によると、シダレヤナギは北京の固有種で、雌雄異株。雌株から白い綿毛のついた種子が飛散する。春に、雌花序が受粉すると、蒴果ができ、心皮が成熟すると、縦に裂け、白い綿毛のついた種子を散布させる。それが風にのって飛散し、柳絮と呼ばれる。これは正常な植物のライフサイクルで引き起こされる現象となっている。

北京市園林緑化局は今年の柳絮対策として、市全域にある柳絮の観測地点100カ所を基軸に、専門職員がグループごとに市内全域をパトロールし、柳絮を確認した場合、直ちに関連当局に連絡し、現場で処置を施すよう手配している。そうすることで、柳絮の市民の生活や都市運用への影響を最小限に抑えたい考えだ。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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