スエズ運河座礁事故、中露が「最大の勝者」に?―米華字メディア

Record China    2021年4月3日(土) 0時40分

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1日、米華字メディア・多維新聞は、スエズ運河でのコンテナ船座礁事故による最大の勝者が中国とロシアになる可能性があると報じた。写真はスエズ運河。

2021年4月1日、米華字メディア・多維新聞は、スエズ運河でのコンテナ船座礁事故による最大の勝者が中国とロシアになる可能性があると報じた。

記事は、ロシアトゥデイが3月30日に発表した、英国の政治・国際関係アナリストであるトム・フォウディ(Tom Fowdy)氏による文章の内容を紹介。スエズ運河で座礁した大型コンテナ船はすでに取り除かれ、航路がふさがれた時間は比較的短く済んだものの、その影響は引き続き長い時間生じる見込みであり、代替の国際航路を探す動きが出ている中で、中国とロシアが優位に立っているとした。

そして、中国については「一帯一路」構想により世界の多くの大陸に新たな港や鉄道、道路を建設しており、物流の構図を大きく変えつつあると指摘。中でも最大の成果とされているのが複数の路線からなる中国―欧州鉄路であり、貨物列車を通じて中国の都市からユーラシア大陸の各地域に物資の直接輸送が行えるようになったと伝えた。

さらに、中国―欧州鉄路の主要路線はロシアを越えて欧州に至る路線、そして中央アジアを貫きトルコ、バルカン半島を通過して、チェコのプラハに至る路線であり、ユーラシア大陸間の輸送時間が大幅に短縮されることに加え、新型コロナウイルスの影響もあり、貨物の輸送量が大幅に増えたと紹介している。

また、ロシアについては北極地域を通る北極海航路を挙げ、ロシアの排他的経済水域を通りながらユーラシア大陸の端から端まで貨物を輸送することが可能であると指摘。現在大量の資金を投じてインフラ建設や砕氷船の建造が進められているとし、スエズ運河への依存リスクを回避する上で北極海航路が「賢い選択」になると称されていることを伝えた。(翻訳・編集/川尻

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