文大統領のコロナワクチン接種映像に「注射器すり替え」疑惑=韓国ネット「なぜ看護師が消えた?」

Record China    2021年3月24日(水) 19時20分

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23日に文大統領が新型コロナワクチンを接種した際の映像をめぐり、「注射器をすり替えた」という疑惑が浮上している。写真は韓国大統領府Facebookより。

韓国・文在寅(ムン・ジェイン)大統領の新型コロナワクチンの接種映像をめぐり、「注射器をすり替えた」という疑惑が浮上している。24日、韓国メディア・ニューシスが報じた。

文大統領夫妻は23日午前9時、ソウル市鍾路区の保健所において、アストラゼネカ社の新型コロナワクチンを接種した。

記事によると、現場の録画映像の中で問題となったのは、担当看護師が注射器でアストラゼネカ社のワクチンを瓶から吸い上げた後、キャップを外した状態の注射器を持って一度パーテーションの裏へ消えたことだという。

再び看護師が戻り、大統領に接種する際には、注射器のキャップが閉められていた。これを不自然に感じた視聴者から、パーテーションの裏で注射器を交換したという疑惑が提起されたという。

これに対し専門家は、接種前に注射器のキャップを閉めるのはよくある行為だと反論。梨花女子大木洞病院呼吸器内科のチョン・ウンミ教授は、「一般的な注射器の場合、ワクチンを吸い上げた後、アルコールで接種部を消毒する際に針が接種者や医療スタッフに触れてしまうおそれがあるため、キャップを閉めることもある」と説明している。

与党関係者も「接種に使用した注射器は、ワクチンを吸った注射器と同じもの」とし、「アルコール消毒や服をまくる際に時間がかかるため、その間に事故が起きないようキャップを閉めたのであり、マニュアルに従っている」と主張しているという。

韓国のネットユーザーからは、「ここまでくると、まるでマスコミや保守勢力による政府への弾圧だ。最近は政府の方が弾圧される構図になっている」「こんなことで騒ぐほど、みんな暇なのか?」「大統領が打っても騒ぐし、打たなくても騒ぐ。もういいかげんにしてほしい」「そんなに大統領が憎いのか」など、冷ややかなコメントが数多く寄せられている。

一方で「それならなぜ注射器を持ってパーテーションの裏に消えたんだ?」「警護員に何の説明もなく、パーテーションの裏に消えるのはおかしい。毒物とすり替えられていたらどうする」「現場に記者を入れず、録画映像を流しているのが怪しい」など、引き続き疑問視する声も上がっていた。(翻訳・編集/丸山

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